「今の仕事は成長につながらない」「日々の仕事に張り合いがない」といった悩みを抱えて、真剣に転職を考えている若手エンジニアも多いようです。
エンジニアとひとことでいっても、業務内容や求められるレベルは千差万別です。若手のシステムエンジニアやインフラエンジニアがキャリアアップのために転職するなら、先々の仕事内容やキャリアパスについてしっかり確認する必要があります。
今回は、転職を検討する成長志向の20代エンジニアに向けて、求人のチェックポイントを紹介します。AI時代に生き残れるエンジニアや、プロジェクトを統括できるマネージャーに成長したい人は、ぜひ参考にしてください。
【成長志向の20代エンジニア必見】求人のチェックポイント
20代のシステムエンジニア・インフラエンジニアの中には、「もっといろいろな経験を積みたい」「自分の専門性を深めたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
エンジニアにとって、転職は成長のチャンスとなります。ただし、自分のスキルを磨き、広い視野を持つエンジニアになるためには、さまざまなプロジェクトで経験を積める企業を選ぶことが重要です。
ここからは、転職を考える若手エンジニアが知っておきたい「成長できる求人の見分け方」を紹介します。
研修とOJTが充実している
20代の若手エンジニアがスキルアップのために転職するなら、教育体制が整備されている職場を選びましょう。座学や実習で基礎知識を学び、さらにOJT(On-the-Job Trainin=実務を通じたスキル習得)で実践力を養える環境が理想です。
人材育成や教育の体制を確認する際は、以下のポイントをチェックしてください。
- 具体的な研修カリキュラムが用意されているか
- 研修の内容に具体性はあるか
- 配属後はどのようにフォローしてもらえるか
- 困ったとき、先輩や上司に相談できる環境やカルチャーはあるか
- 外部研修や勉強会への参加を奨励しているか
研修の具体的なカリキュラムや期間は、企業サイトや採用サイトを参考にしてください。入社後はどれくらいフォローしてもらえるのか、どんなテーマの研修や勉強会があるのかなど、詳細については面接で必ず確認しましょう。
多様なキャリアステップがある
エンジニアのキャリアパスは多岐にわたります。自分がどの方向に進みたいのかを明確にすることが、専門性の高い人材へと成長する近道です。特定の業界・領域の技術やノウハウを強みとするスペシャリストになるのか、マネジメントスキルを磨いてリーダーからプロジェクトマネジャーをめざすのかによって、学ぶべきことも異なります。
- キャリアの選択肢が多い
- 具体的なキャリアパスが提示されている
- 定期的なキャリア面談がある
上記のような特徴を持つ企業なら、自分の希望に応じたキャリアアップがめざせるでしょう。将来的に海外で働きたい人は、海外拠点を持つグローバルな企業に応募すると夢に近づけます。
顧客と直接やり取りをする機会がある
エンジニアに求められるスキルは高度化・多様化しており、近年は顧客や多職種と連携するためのコミュニケーション力も必須となっています。開発のプロジェクトでは、システムの仕様や技術について説明する機会が多いため、顧客の理解度に合わせて伝える力も必要です。
とはいえ、顧客対応に必要となるヒアリング力や折衝スキルは、経験によって養われるところも多く、最初から完璧にできる人はいません。これから開発系のエンジニアをめざすなら、顧客と関わる機会が多く、OJTを通して徐々にコミュニケーションスキルを身につけられる企業を選びましょう。
- 顧客と直接取引している企業が多い
- 上流工程から手掛ける案件が多い
上記のような特徴を持つ企業なら、顧客とのやり取りも多い可能性が高いといえます。採用サイトに社員のインタビューがあれば、先輩社員が顧客とどのようなやり取りをしているのか確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
新たな仕事にチャレンジできる
エンジニアの仕事内容はプロジェクトによってさまざまで、扱うシステムの規模や技術も大きく異なります。より多くの知識・技術を効率よく習得するためには、多様な仕事にチャレンジできる企業を選びましょう。
求人を選ぶ際のポイントとして、
- 顧客の業界・規模が多岐にわたること
- 企業として抱えるプロジェクトが豊富にあること
といった点に注目してください。
面接では、ひとつのプロジェクトに携わる期間や、経験できる業界について確認するとよいでしょう。さらに、企業が何を強みとしているのかも重要です。運用・保守がメインの会社と、上流工程からシステム開発に携わる会社では、後者のほうが習得できるスキルや経験の幅が広がります。
まとめ|上流工程の経験を積みたい若手エンジニアは、トランスコスモスに注目
成長志向の20代エンジニアが転職するなら、システム開発に深く携わり、幅広い経験を積める企業を選びましょう。求人のチェックポイントとして、仕事を通じて新たな技術や知識を身に付けられること、多様なキャリアステップがあること、顧客と直接やり取りをする機会があることなどが挙げられます。
トランスコスモスのBPOサービスは、プロジェクトをスムーズに動かせる人材を求めており、若手エンジニアでも顧客との折衝や進捗管理、人材育成に携わるチャンスがあります。
さまざまな業界・業種のお客様企業と関わり、上流工程に携わることができるのは、プロジェクトをまるごと請け負うことが多いBPOサービスならではといえるでしょう。
それぞれの部署でキャリアパスを用意しており、段階的にエキスパートやプロジェクトマネジャーへとキャリアアップできます。転職を検討している方は、ぜひトランスコスモスのBPO採用サイトで、事業やサービスについて確認してみてください。