デジタル化で変わるバックオフィスの仕事 キャリアアップをめざすならBPOのマネジメント職に注目!

請求書処理や受発注など、これまで人の手で行ってきたバックオフィス業務は、デジタル化によって大きく変わりつつあります。

今後の事務職には、システムを活用した業務効率化や業務フローの改善、チームが安定して働ける仕組みづくりなど、より幅広い役割が求められるでしょう。

人事・経理・労務などの経験を活かしてキャリアアップをめざす方にとって、注目したい選択肢の一つが、BPOサービスのマネジメント職です。

この記事では、デジタル化で変わるバックオフィスの仕事と、これから求められるスキル、BPOで広がるキャリアについて解説します。

デジタル化でバックオフィスの仕事はどう変わる?

バックオフィスでは、これまで人が手作業で担ってきた業務のデジタル化・自動化が進んでいます。

たとえば経理では、会計システムへの入力や経費精算、請求書の処理などをシステム上で完結できるようになりました。人事・労務でも、勤怠管理や給与計算、人事情報の管理などをクラウド上で行う企業が増えています。受発注業務では、注文データの登録や定型処理をRPAによって自動化することも可能です。

デジタル化が進めば、定型的なデータ入力や書類作成など、人が手を動かして処理してきた業務はさらに減っていくでしょう。

バックオフィスでキャリアアップをめざすには、デジタル化による仕事の変化にも柔軟に対応し、自分の役割やスキルを広げていくことが重要になります。

これからのバックオフィス人材に求められる4つの力

決められた手順に沿って行う定型業務は、システムやRPA、AIなどに置き換えやすい領域です。一方で、業務上の課題を見つけて改善方法を考えたり、例外的なケースに対応したりする仕事は、現場を理解している人だからこそ担えます。

では、これからのバックオフィスでは、どのような力が求められるのでしょうか。ここでは、特に重要な4つのスキルを紹介します。

業務効率化を進める力

日々の業務から課題を見つけ、より効率的な方法へ改善していく力です。

たとえば、「特定の担当者しか処理方法を知らない」「承認に時間がかかっている」といった課題があれば、まずは業務フローを整理し、どこに原因があるのかを明らかにします。そのうえで、作業の標準化や役割分担の見直し、システムの活用など、課題に応じた改善策を検討します。

改善後は、改善状況を確認することも大切です。期待した効果が得られなければ、運用方法を見直しながら、よりよい形へ調整していきます。

業務の正確性や品質を保ちながら、無理なく継続できる仕組みに変えていくことが重要です。改善を積み重ねる力は、バックオフィスDXを進めるうえでも大きな強みになります。

人事・経理・労務などの専門性

デジタル化が進んでも、人事・経理・労務などの専門知識が不要になるわけではありません。経理であれば会計処理や請求・支払、決算、人事・労務であれば給与計算や勤怠管理、社会保険など、それぞれの業務には専門的な知識や守るべきルールがあります。

業務をデジタル化・自動化する際にも、「どこまでシステムに任せられるのか」「どの工程で人による確認や判断が必要なのか」を見極めるには、実務への理解が欠かせません。

イレギュラーな処理や問い合わせが発生した場合も、専門知識があれば状況を正しく把握し、適切な対応につなげることができます。デジタル化が進むからこそ、業務の背景やルールを理解し、必要な判断ができる人材の重要性は高まっていくでしょう。

組織をつくり、安定して運営する力

バックオフィスでは、特定の人の経験やスキルだけに頼るのではなく、チームとして安定した品質や納期を維持できる体制をつくることが重要です。

そのためには、業務手順を整理してマニュアルを整備するほか、業務量やメンバーのスキルに応じて仕事を割り振り、経験の浅いメンバーを育成していく必要があります。一人ひとりの状況を見ながら役割を調整し、必要に応じてフォローするなど、チーム全体が安定して業務を進められる状態をつくることも大切です。

チーム全体の進捗や品質を見ながら運営する力は、リーダーやマネージャーへキャリアアップする際にも重要なスキルです。

関係者との調整・折衝力

バックオフィスの仕事は、さまざまな部署や関係者と連携しながら業務を進める場面が多くあります。

たとえば経費精算の仕組みを変更する場合、経理部門だけでなく、実際に申請する各部署やシステム部門との調整が必要です。立場によって重視する点が異なるため、それぞれの意見を聞きながら、どこで折り合いをつけるかを考えていきます。

事務職では、日頃から他部署への確認や問い合わせ対応、取引先とのやり取りなどを経験する機会があります。そこで培った、相手の話を聞いて状況を整理する力や、必要な情報をわかりやすく伝える力は、関係者との調整や折衝にも活かせるでしょう。

キャリアアップをめざすならBPOのマネジメント職に注目

人事・経理・労務などの経験を活かして、さらに仕事の幅を広げたい方に注目してほしいのが、BPOのマネジメント職です。

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは、企業の業務プロセスを外部企業が担うサービスです。業務を標準化し、必要に応じてデジタルツールも活用しながら、品質や生産性を継続的に高めていきます。

BPOでは、チームとして安定したサービスを提供することが求められます。そのため、業務手順や役割分担を見直したり、マニュアルや教育体制を整えたり、処理件数や品質を確認したりと、業務全体を見ながら運営する機会が多くあります。

こうしたプロジェクトの運営を担うのが、リーダーやマネージャーです。メンバーの配置や育成、進捗・品質の管理、業務改善、お客様企業との調整などを通じて、チームが安定して成果を出せる状態をつくります。

事務職で培った実務経験を土台に、業務改善や人材育成、顧客対応まで仕事の幅を広げられることが、BPOで働く魅力の一つです。経験を重ねれば、プロジェクト全体を動かすプロジェクトマネージャーへとキャリアを広げることもできます。

まとめ|トランスコスモスでバックオフィス経験を次のキャリアへ

トランスコスモスのビジネススマートソーシングサービス本部では、人事・経理・調達/購買など、企業のコーポレート領域を支えるBPOサービスを展開しています。

経理では仕訳や決算業務の支援、人事では給与計算や人事情報管理などを担います。調達・購買領域では、見積取得や発注処理、検収督促、サプライヤとの調整などにも携わります。BPRによる業務プロセスの見直しや、RPA・AIなどのデジタル技術を活用した自動化・効率化に取り組んでいることも特徴です。

さまざまな業界のお客様企業を支援するなかで、異なる業務や課題に触れられる点も、トランスコスモスBPOならではの魅力です。これまで培った専門性を深めながら、状況に応じて対応していく応用力が身につきます。

実務経験を活かしながら、リーダーとしてメンバー育成や進捗・品質管理、業務改善などを経験し、さらにマネジメントの専門性を高めたい方には、プロジェクトマネージャーをめざすキャリアパスもあります。

ぜひトランスコスモスのBPO部門採用サイトで、仕事内容やキャリア、現在募集中の求人をチェックしてみてください。